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実は不妊治療に関係する保険があるって知っていますか?
不妊治療に関係する保険が今年の春から解禁になり話題になりましたが、商品設計の難しさからなかなか商品化されずにいましたが、ついに10/2に発売されました。
日本初の不妊治療保険として話題になっているのが、日本生命の「ChouChou! 」です。
日本初の不妊治療保険・日本生命の「ChouChou!(シュシュ) 」とは?
16〜40歳の女性が対象で、ガンや心筋梗塞、脳卒中に加えて特定不妊治療に備える保険です。
たとえば…
採卵 または 胚移植 1回につき
1〜6回目→5万円
7〜12回目→10万円
対象となるのは保険契約後、2年以上経ってからの特定不妊治療です。
「もし治療することなく赤ちゃんができたら、支払った保険金がもったいない…」と思った方、きっといますよね。
私も思いました!しかし、この保険は不妊治療をしなくても出産すると受給できるのです。
これは重要なポイントですよね。
不妊治療をしなくても、出産すると受給対象に!
特定不妊治療をしても、受給できる金額が少なすぎてぜんぜん助けにならない、と思う方もいるかもしれません。
確かに数十万円かかる胚移植をして、5万円の受給金というのは少ないかもしれませんね。
でも、その5万円でちょっと美味しいものを食べたり、好きなものを買ったり、美容院にいったり…と、心に栄養を与えてあげられたら保険の意味はあるのかもしれません。
実際に不妊治療をしてみないといろいろなシュミレーションをするのは難しいですが、もし保険に加入したいのなら様々なケース考えて情報収集してからにしたいですね。
「卵子の凍結が目的の採卵は対象外」など、対象になるもの、対象外のものが細かく設定されてるので、気になる方はHPをチェックしてみてください。
不妊治療中に生命保険に入りたい方向け保険:アイアルの「子宝エール」
もうひとつ、不妊治療に関わる保険があります。
アイアルの「子宝エール」です。
これは不妊治療費自体をサポートするものではなく、“不妊治療中に生命保険に入りたい方向け”のものです。
ガンや脳卒中などに備える保険に入りたくても、不妊治療中はお断り、という保険会社が多いようです。
何か持病があると保険に入れないことがありますよね。
不妊は病気ではないものの、それと同じような扱いで一般の生命保険に入れないことがよくあるそうです。
「不妊治療中でも一般の生命保険に入りたい!」
そんな声から「子宝エール」ができたそうです。
加入条件は過去1年に、排卵誘発剤の使用、人工授精、体外授精の不妊治療を行っていること
過去1年に、排卵誘発剤の使用、人工授精、体外授精の不妊治療を行っていることなどが加入条件です。
月々2,000円以内という手頃な保険料と不妊治療終了後も保険の継続が可能ということがポイントのようです。
不妊治療費を直接的にサポートしてくれるものではありませんが、不妊治療中の方のニーズをよく聞き取ったうえでできた保険商品だと思います。
不妊治療を金銭的にサポートしてくれる代表といえば、各自治体には特定不妊治療費助成制度というものがあります。
各自治体によって対象となる年収や年齢などが違うのですが、助成の対象となる方はぜひ利用してください。
不妊治療はお金がかかるからこそ、助成金や保険制度を有効に活用すべき
正直、不妊治療はびっくりするほどお金がかかります。(もちろん治療内容にもよりますが…)
中には高級外車が買えるほど、という方もいらっしゃるでしょう。
不妊治療中は精神的、肉体的、そして金銭的にも大きなストレスを感じるものです。
妊娠判定がダメだと分かると、
「あのお金で海外旅行に行けたのに…バッグ買えたのに…エステに行けたのに…」
なんてついつい考えてしまうこともありますよね。
そんな時に少しでも保険がおりたら、助成金制度を利用したら、やるせない思いも救われるかもしれません。
病気やケガに備えるように、不妊に備える保険が増え、妊活中の方の選択肢が増えるのは嬉しい傾向です。
6組に1組のカップルが不妊といわれる今の時代、受給する機会は多くなってくるのかもしれませんね。
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