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男性不妊専門医は少ない
一般的に不妊治療といって病院があるのは、女性不妊向けの病院が多いです。
男性不妊の専門医は泌尿器科になるのですが男性不妊専門の先生は日本にその数は少なく、まだまだ一般的ではありません。男性の不妊検査で第一段階で調べることができるのは精液の検査です。
これは女性不妊専門病院でも検査可能です。
妊活において不妊治療の病院では一番最初に調べることも多いです。
自分で精液を射出したものを専用のカップに入れて病院に持ってきます。
クリニックにもよりますが3時間以内のものが望ましいです。
禁欲期間は1日から3日程度で、1週間するものですとよくありません。
また精液検査はストレスなどでも所見が変わることもあります。
今、激務やストレスを抱えている場合は数回検査をおこなったほうが良いかもしれません。
検査自体は1時間程度でできます。
精液検査をすると、精子の量、運動率、奇形率などを知らべて妊娠できる精液の所見かどうかを調べることができます。
男性不妊の投薬での治療
精液の所見を良くするにあたって、確立された治療方法は今の時点ではありません。
しかしながら、クリニックでは漢方の補中益気湯や排卵誘発剤のクロミッドやビタミンEを処方しているクリニックもあります。
現在女性不妊専門のクリニックに行っている人も多いと思いますが、男性不妊の可能性が指摘されたときは男性不妊専門の病院にいって診てもらったほうが安心ともいえるかもしれません。
精液に精子がいない場合は精巣から直接精子を取り出すこともありますが、一般的な不妊クリニックでは取り扱っていないことも多く、大学病院などに通うことになります。
精子を精巣の中から探すことになると、妊娠できる方法は顕微授精しかなく、男女ともに負担がかかります。
また男性不妊とわかっていて女性に不妊の原因がなくても、妊活にあたって結局通院回数が多いのは女性です。
男性不妊に取り入れたい栄養
精液の内容を変えていくために、もちろん食生活とサプリメントは利用してみてもよいです。
精液量を増やす亜鉛、抗酸化作用のあるのビタミンE、乏精子症などにはコエンザイムQ10、Lカルチニンなどが効果的と言われています。
食生活で気を付けたいところは、大豆イソフラボンの過剰摂取です。
大豆イソフラボンを過剰にとることで女性ホルモンが増えてしまい精子にとっては良くありません。
男性不妊の方の精液は、活性酸素の量が多く精子が酸化ストレスを受けやすいといわれていますので、緑黄色野菜や青魚などをせっ摂取して精子の抗酸化防止に努めます。
食事からとれない場合は、サプリメントを利用するのも一つの方法です。
卵子と精子をつくるのに必要な時間
卵子も精子も作られるに3か月かかっています。
食生活やサプリメント、漢方もですが実際に改善につながるまでの所要期間は3か月程度です。
投薬でしたら劇的な変化もあるときがあるかも知れませんが、卵子や精子も体の中から作るので3か月程度はかかってきます。
3か月は使用しないと、その飲んでいるものに本当に効果があるかはわかりません。
妊活とは高額なものでサプリメントもお金がかかる傾向にあります。
自分で効果がないと思うときには、目途をつけて変えていくことも必要になってきます。
期限を決めて実行していきたいですね。
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妊娠応援団編集長
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