子宝スポット

宮崎県のおすすめ子宝スポット!有名観光地は「神話の国」だった!?

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九州の南東部に位置し、南国らしい温暖な気候が特徴の宮崎県。

南国情緒が豊かなため、古くから新婚旅行先として人気の土地でもあります。

また、宮崎県は神話のふるさとと呼ばれ、神話にかかわる習慣やお祭りなども多く、古事記など神話のロマンを感じることができる観光スポットも充実しています。

元宮崎県知事・東国原英夫氏がPRして有名になった高級フルーツのマンゴー「太陽のタマゴ」や、チキン南蛮、肉巻きおにぎりなどご当地グルメなども豊富で様々な食べ物も楽しめます。

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そんな宮崎にある子授けスポットをいくつかご紹介しましょう。

縁結び、子宝の神と呼ばれる陰陽石

昔、昇天しようとした龍が地上にいた美女に心奪われて、そのまま石と化してしまったという伝説が残る「陰陽石」。

古くから縁結び、子宝の神として崇められてきました。

美女に見惚れた龍が天から降りてきたという伝説もあり、別名「龍岩、夫婦岩」ともいわれています。

実際は、霧島の噴火により積もった溶結凝灰岩を川の流れが削ったことによりできた自然の石。

陰陽石とは男女の陰部に似た形の石のことを指し、男性の陰部に似たものを陽石、女性の陰部に似たものを陰石といいます。

石は男石(陽石)が高さ17.5メートル、女石(陰石)は周囲5.5メートルあります。

以前は陰陽石のあたりはもっと水量が多く、陽石の根本にある陰石は見えていませんでした。

また、陰陽石は「生産の神」としても崇められており、子授けだけでなく、農業を含むすべての生産物が無事に生まれるよう願う、人々の自然な信仰の対象でした。

 

ほかにも、明治の詩人「野口雨情」がこの地を訪れた際、

「浜の瀬川には二つの奇石 人にゃ言うなよ 語るなよ」

という唄を残しています。

確かに知らない人が見たら驚くことでしょう。

この陰陽石は古くから子宝のご利益があると伝えられてきましたが、観光地として有名になったのは1910年代に新しく道路が建設されてからだそうです。

その後、1950年代に、市による施設ができて、その頃からはB級観光地として人気になりました。

現在も9月に「陰陽石祭り」が開催されています。

宮崎県日南市にある鵜戸神宮。

俳優の堺雅人さん、菅野美穂さん夫妻が訪れたことでも有名な神社です。

日向灘に面した断崖の中腹、東西38メートル、南北29メートル、高さ8.5メートルの岩窟(海食洞)内に本殿が鎮座し、参拝するには崖に沿って作られた石段を降りる必要があり、神社としては珍しい「下り宮」のかたちとなっています。

縁結び、夫婦和合、子授け、安産などの信仰を集めています。

 

また境内には主祭神の陵墓とされる古墳も存在します。

本殿裏にある「お乳岩」は、乳房に似た二つの突起で、豊玉姫が錦津見国へ去る時、御子の育児のために左の乳房をくっつけたものと伝えられています。

主祭神はそこから滴り落ちる「お乳水」で作った飴を母乳代わりにしたのだそう。

現在も安産や育児を願う人々から信仰されています。

 

子宝・安産のパワースポットとして知られる温泉旅館「地蔵庵」

温泉旅館「地蔵庵」は宮崎市青島にあるお地蔵様の宿です。

地蔵庵の温泉は、アルカリ性の高いむるむるの湯。

蛯原友里さんもこちらの宿で「子宝に恵まれますように。」とお地蔵さんにお願いしたあと妊娠したそうで、ブログに喜びの気持ちを綴っています。

 

宮崎市佐土原町にある「さどわら鬼子母神」

子授けの神、安産の神として知られています。

祥寺の鬼子母尊神像は「さどわら鬼子母神大祭」の二日間のみ開帳され、その縁日以外は、お顔を拝むことはできません。

そのため、祭りの日は県内各地はもちろんのこと、九州各地から多くの参拝客が訪れます。

宮崎の三大祭りの一つです。

もう一つ、約1900年前に垂仁天皇時代に創建された高千穂神社

社本殿と所蔵品の鉄造狛犬一対は国の重要文化財に指定されています。

この高千穂神社には2本の杉の幹がくっついた夫婦杉といわれる「巨樹」があり、この杉の木のまわりを、夫婦や恋人と手をつないで3回まわれば、子孫繁栄の願いが叶うといわれています。

手をつないだまま、ほっこりした気持ちで神社を散策してみてはいかがですか。

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