この記事の目次
まずは原因究明に、病院に行ってみましょう
妊娠のメカニズムは繊細で複雑。どこかにひとつでも原因があると妊娠には至りません。
妊娠しにくい原因の多くは自覚症状がありません。
そのため、受診を先延ばしにしてしまいうことも。
なにか問題があるのか、タイミングの問題なのかそれ以外なのか・・・その原因を探るためにまずは検査を受けてみませんか。
病院を受診する目安ってどれくらい?
受診する目安はざっくり言うと、妊娠を望んでから20代なら1年、30代前半なら半年、それ以降であれば3ヶ月程度経ったとき。
それより早い受診はもちろんOKです。
まず最初の受診の際には是非パートナーと一緒に行ってくださいね。
不妊の原因は女性だけではありません。夫婦の原因をなるべく早く見つけることが妊娠への近道だといえます。
病院を選ぶにはまずは種類を選びましょう
病院のタイプは大きく3つあります。
(1)産婦人科の個人医院
大きなメリットはなんといって通いやすさ!自宅や職場の近くで見つけておけば何かと予定も調整しやすく、出産まで継続して診てもらえます。
デメリットは、高度な治療に対応できないことで転院が必要になったり、待合室が妊婦さんやお子様連れの方と一緒になることもあるので精神的に負担となる場合も…医院によって不妊治療の知識や経験にも差があります。
(2) 総合病院や大学病院
大きな病院だからこそ医療設備の充実、産科があれば出産も可能なことに加え、他の科とも連携できるのでなにか持病がある場合にも安心なのが総合病院や大学病院ですね。
その大きさゆえ、待ち時間が長いことも。医師が何人もいるため毎回担当医が変わったり、研修医の立ち合いがある場合もあります。
(3)専門クリニック
専門で不妊治療を行います。最初の件さから高度治療まで一貫して受けられるます。
ステップアップも迅速に対応してもらえます。専門のカウンセラーがいるクリニックもあり、専門的な対応があります。
デメリットは地域によっては数が少なく、そのため待ち時間が長いことも。不妊治療のみの対応のため、妊娠後は出産できる病院を探さなければいけません。
不妊治療の病院を調べていると必ずチェックされるのが病院の実績や妊娠率。
しかし、データだけでなく個人としての相性もあります。不妊治療は何度も足を運び、人によっては長い付き合いになることもあります。
だからこそメリットやデメリットをしっかり注意して選びたいですね。
病院を選べない!と困ったら?
たくさんの情報を見れば見るほど混乱することもありますよね。
精神的に負担のかかる不妊治療。なにか不安があるのならば、少しでも取り除けるように病院にかかる前に電話を掛けてみてはいかがでしょうか。
電話を掛けてみて、どんな対応なのか、どう感じたかで決めてみましょう。
大切な治療をする場所を選ぼうとするときに、対応が雑だったり、曖昧なものならば普段もそのような対応なのかもしれません。
そんな心配要素がある場所は最初から避けた方がいいかもしれませんね。
もし、電話だけでは決めかねるようならば、一度病院をのぞいてみたりするのもいいかもしれませんね。
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妊娠応援団編集長
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