不妊治療に至る過程は人によって様々です。
長年子どもを持ちたいと思いつつ、治療には至っていなかった人。
結婚してすぐに年齢的なことも考慮し妊娠を希望する人。
婦人科系の疾患を通して最初から治療を視野に入れている人。
始める自分の年齢やパートナーの年齢、働く環境などもさまざま。
そんな中でいつ、なにから始めるべきか悩む方も多いのではないでしょうか。
この記事の目次
まずは病院に行こう
不妊治療のパートナーになる病院選びから始めましょう。
個人差は大きいですが、治療中は病院に通う機会が多くあります。
いくらよい病院でも通い続けられないと、結果につながらないことも。
時間や費用的な負担を考え、自宅や勤務先から近い場所、または通勤途中など通いやすい立地を考えて選びましょう。
本格的な不妊治療を受けるには、不妊外来のある病院を選びましょう。
治療が長引くとナーバスになってしまうことも多くあるので、妊婦検診を扱わない不妊専門病院もオススメです。
HPなどを調べると実績や評判を調べることも出来ます。気になったところには電話で問い合わせてみてから受診してみてもいいですね。
不妊治療においてはなによりも早い検査と治療の開始がカギになります。
少しでも早く病院を決めて受診し、検査を受けましょう。
初めての受診はパートナーと一緒に
不妊は女性の問題のように捉えられがちですが、ふたりの問題です。
一緒に原因を探して治療することが妊娠への近道だといえます。
そのためには原因がどちらにあるにせよ、治療についてお互いが理解を深めることが大切です。
そして不妊治療に対する考え方なども共有した上で、治療のゴールも設定しておきましょう。
治療が長引くと、“治療を辞めるに辞められない”という方も…………
“費用は○○円、年齢は○○歳まで”といったように、ゴールを設定しておけばそこまでは頑張ろう!と思うことも出来ます。
不妊治療の目的は子どもを持つためではありますが、身体的・金銭的にも大きな負担のある不妊治療をいつまで続けるかしっかりパートナーと話す時間を設けてくださいね。
女性の不妊検査・治療の流れ
初診では問診と血液検査や尿検査、内診と超音波検査を行います。
その後、検査をし、不妊の原因となるような病気が見つかればまずは治療をします。
明らかな不妊の原因が見つからない場合にはタイミング法など妊娠に向けた治療を開始します。
女性の年齢が35歳以上の場合には最初から体外受精や顕微授精な高度不妊治療と呼ばれる治療にステップアップすることもあります。
医師と相談しながらどんな治療を行うか決定していきましょう。
いつから始める?
不妊治療を始めるときに早すぎることはありません。
不妊治療を始めよう!と決めたらすぐに病院選びから始めましょう。
ゆっくり妊活を~と思う方も、まずは病院に行ってご自身とパートナーの現状を知ることが大切です。
現状を早く知って対策をしたいですね。
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妊娠応援団編集長
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