妊活を始めてもなかなか周囲には言いづらいという方も多いのでは?周りの人に聞けないけれど、妊活ライフの赤裸々な事情をお聞きしました!
この記事の目次
アユミさん(35歳)の場合
結婚したらすぐに子どもが欲しいと思っていたのに気が付けば3年経過。
どうしても子供が欲しいと思う私に対して夫は「病院に行くほどじゃないよ、自然に待とう」という姿勢でした。
もどかしさを感じながらも基礎体温を測り、自己流のタイミング法を試すも効果はなし。
その間にも友人たちは結婚&出産ラッシュ。その報告を聞くたびに素直に「おめでとう」という言葉を言えなくなっていました。
スーパーで赤ちゃん連れの人を見るたびにうらやましい気持ちで胸が苦しくなり、次第に家から出なくなりました。
結婚前は色んな所に出かけてアウトドアを楽しんでいたのにがウソのように….そんな私の様子を見かねた夫から「病院に行こう」と声を掛けられました。
最初から不妊治療専門クリニックへ
赤ちゃん連れの人や妊婦さんと待合で同席することに抵抗があったため、最初から不妊治療専門のクリニックへ行きました。
初めて受診する際には夫婦で一緒に検査説明を受け、夫も精子の検査を受けました。
結果、夫の精子の問題ではなく、私の病気が見つかったのです。病気は多嚢胞性卵巣症候群でした。
卵胞が成熟せず、排卵が起こっていないとのこと。知ったときにはショックで病院から出て車に乗った瞬間、大泣きしてしまいました。
排卵していないのなら、どんなにタイミングを図っても妊娠には至りません。
もっと早く検査に行っておけば、どうにか対応が出来たのかもしれないのに、という思いが頭の中をグルグルと駆け回っていました。
「大丈夫だよ」と言ってくれた夫の一言にも「自分が原因じゃないから安心したんでしょ、私が悪いんだから」と当たり散らしたことも…今振り返ると、夫にひどいことを言ってしまったと反省しています。
治療を振り返る
不妊の原因がわかり、まずは治療。排卵誘発剤を使った治療を行うことになりました。
服薬しても排卵が起こらない場合には別の薬の併用などの治療もあったらしいのですが、私の場合には排卵を確認することが出来、タイミング法を先生の指示のもとトライすることに。
33歳を迎え、一年間トライしてダメならすぐに人工授精を、と思っていたら7回目で妊娠することが出来ました。
妊娠して少し経ってから夫からの一言。「ごめんな」と言われ、なんのことだかわからないでいると、夫が悩んでいたとの告白。
私がどうしても子どもが欲しいと言っているのに出来ないのは自分のせいでは?と考えていたのです。
中学生の頃、おたふく風邪にかかり、高熱が続いてしまった過去があり、そのせいでは?と疑っていたようでした。
子どもが出来ないことを自分だけが苦しんでいると思っていましたが、夫も違うところで悩み、苦しんでいた様子。
そのことをお互いに伝え合うことが出来て本当によかったです。
無事、子どもが生まれ、現在第二子を計画中。もうすぐ36歳、出来るだけ早く欲しいと考えています。
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