体づくり冷えとり食事の話

温活にぴったり!身体を芯から温めるにはショウガ・トウガラシ・ごま油!

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厳しい暑さもようやく和らいできた今日このごろ。

朝晩は涼しい風も入ってくるようになり、だんだんと秋の足音が近づいてきました。

しかしまだまだ日中は30度を越える日もあり、ついつい冷たい飲み物を一気飲みしちゃいがちではありませんか?

しかし!妊活に冷えは大敵!!

今回は身体を温めてくれる万能食材をご紹介します。

 

温活ってなに?

温活とは日頃から体を温めることで、自分の身体への意識を高めて冷え性などの女性特有の症状に前向きに向き合い克服していく活動です。

 

どうして妊活には温活が大切なの?

身体の芯から冷えてしまうと、内臓の働きはだんだんとにぶくなっていってしまいます。

特に子宮や卵巣は冷えの影響を受けやすく、赤ちゃんが育ちにくかったり、生理不順を引き起こしたりしてしまいます。

 

温め食材、どんなものがあるの?

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しょうが・生姜

いわずと知れた、温め食材の代表選手、しょうが!!

しかし、あまり知られていないのですが、しょうがは食べ方によって逆に身体を冷やしてしまう恐れもあるのです。

生のしょうがに含まれるシンゲロールという成分は、身体の中心の熱を手足などの末端に運ぶ作用をもっています。

手足はポカポカになりますが…

ちょっとまって!

身体の中心の熱が失われてしまうということは、子宮や卵巣を冷やしてしまい、妊活に逆効果です。

ところが、このシンゲロールは加熱することによってショウガオールという成分に変身します。

このショウガオールはシンゲロールとは逆に身体の中心を温めてくれる作用をもちます。

しょうがは生のままではなく温めてから食べると効果的なんです!

 

おすすめレシピ*ほかほか生姜湯

材料

  • すりおろししょうが 小さじ1/2
  • 片栗粉 小さじ1
  • 水 小さじ1
  • 熱湯 200ml
  • 砂糖やはちみつなど お好みで

作り方

  • (1)すりおろしたしょうがは耐熱容器に入れ軽くラップをかけレンジで加熱する
  • (2)片栗粉と水をカップにいれ溶かしておく
  • (3)熱湯を注ぎ、よくかき混ぜる
  • (4)しょうがと、砂糖やはちみつなどを好みの量加えよく混ぜて出来上がり

身体をばっちり温めてくれるしょうがですが、殺菌効果や刺激も強く、胃の粘膜を傷つけやすいので摂りすぎには注意してくださいね。

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とうがらし・唐辛子

とうがらしに含まれる《カプサイシン》は、中枢神経を刺激してアドレナリンの分泌をUPさせます。

アドレナリンはエネルギー代謝を活性化させる作用をもち、血流を促進させ体温を上昇させてくれます。

しかしこちらもしょうが同様、胃への刺激が強いので取りすぎには要注意です!

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ごま油

ごま油の原料であるごまには、体温を上昇させるための注目成分が2種類も含まれています。

ひとつめはビタミンE。

ビタミンEには末梢の血管を広げ血行をよくする働きがあります。

また、強い抗酸化作用をもち、血液の循環を良くしてくれます。

ふたつめはゴマリグナン。

リグナンとは、穀類や種実類の脂質に含まれる化合物で、特にごまには豊富に含まれています。

有名なセサミンやセサミノールなどもゴマリグナンの一種なんですよ。

このゴマリグナン、ビタミンEを上回る抗酸化作用を持つと言われていて、血液サラサラ体温UPに大活躍してくれます。

ごまそのものを摂るよりも、ごま油から摂るほうが豊富に含まれており、吸収もされやすいのでオススメです。

いかがでしょうか?

ひとくちに『身体を温める食材』と言っても、その摂取方法や量によってまったく別の効果をもたらす食材もいっぱいあるんですね。

食材ひとつひとつの特性をよく理解し、かしこくおいしく毎日の食卓に取り入れて、体温UPを目指していきましょう!

次回、part2をお楽しみに!

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