この記事の目次
流産の経験
3年前から子どもが欲しいと意識して妊活を始めました。
この3年の間に二度、初期での流産を経験しました。
不妊治療にいたる前に妊娠することは出来ましたが、妊活をしていた期間が長くなってしまったため、妊活中は色々と悩みを抱えていました。
この3年、ずっと悩みを抱えたまま過ごしていました。
不育症かもしれない
まずひとつめとして、自分の身体がどこかおかしいのではないかという不安がありました。
妊活を始めてすぐに妊娠することはできたものの、2回続けての流産。
「不育症なのではないか」という言葉が常に頭の中にありました。
不育症が疑われるのは自然流産を3回以上繰り返したときと言われているのは知っています。
私の場合、一度目の流産は子宮の中に胎嚢がみえないまま子宮外妊娠を疑われているうちに自然流産しました。
そのため、流産の回数には数えない科学的流産なのか、それとも普通の流産としてカウントするべきなのかわからず、不育症の検査をする機会を逸していたんです。
もし、次の妊娠も流産に終わったらと思うと恐怖心がありました。
妊娠は出来るのに、妊娠を継続することが出来ない。
このことは精神的にも大きな負担になっていました。
仕事とお金の不安
ふたつめの悩みは、仕事とお金に関することです。
妊活を始めるにあたって夫と話し合い、私は外での仕事を辞めて在宅ワークを始めました。
前職はかなり残業も多く、かなりハードだったので妊娠を希望した時点で働き続けることを諦めたのです。
在宅ワークでの収入は、前職と比べると半分以下です。
夫の扶養に入ることにしたものの、それでも収入は激減しました。
ある程度の貯金はしていましたが、それで十分だと胸をはれるような金額ではありません。
これから子どもができるかもしれないというのに、収入を減らしてまで家にいても良いのだろうかという罪悪感がありました。
また、前職を完全に辞めてしまったことで、私はこれで一生キャリアを重ねることはできない、やりがいのある仕事に就くことはできないのかもしれないという不安に襲われることが多々ありました。
妊娠・出産を通して見えた希望の光
ひとつめの悩みは、その後無事に出産できたことで解決しました。
今思うと、不育症かもしれないとクヨクヨ悩み続けるくらいなら、さっさと検査をしてもらえばよかったなと感じます。
悩んで落ち込む割にそれを解決できる行動に出られないところは私の欠点です。
私と同じように悩んでいる人がいたら早く検査を受けて欲しいと思います。
ふたつめの悩みについては、状況は変わっていません。
子どもが産まれたことで在宅ワークすらまともにできない日々が続き、経済的な不安をなくすことはできていません。
ただ、実際に子どもが産まれて日々成長する子どもを見ているうちに、いつかこの子から手が離れる日というのをなんとなくイメージすることはできるようにはなりました。
周りにいる未婚の友だちのように、やりがいのある仕事でバリバリ働いて趣味や自分磨きにお金を遣うことはできないかもしれませんが、いつか自分のペースで楽しく働けるような仕事に出会えるんじゃないかなと前向きに考えています。
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