子宝スポット

【岐阜の子宝スポット】子宝地蔵・子宝の湯・子守明神

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鍾乳洞にある子宝地蔵

岐阜県高山市にある飛騨大鍾乳洞。

日本全国に約80ヶ所あるという観光鍾乳洞の中でも、日本一の標高900mに位置しています。

2億5千万年前には海だったため、海の中のサンゴなどから石灰石ができ、長い年月の間に雨水に溶け、少しずつ堆積してこの鍾乳洞が作られました。

そんな飛騨大鍾乳洞はただの観光スポットではなく、子宝のご利益を得られる鍾乳洞として有名です。

鍾乳洞入り口には子宝地蔵が置いてあり、子宝祈願が出来ます。

さらに、出口付近には総重量3トンという、「日本一の男子宝物石器」があり、撫でるとご利益が得られるとされています。

ぜひ、興味のある方は見に行ってみてください。

大橋外吉という男が見つけた鍾乳洞には様々な形の鍾乳石が形成されています。

昭和46年2月27日に高松宮殿下が御命名された「王冠」という鍾乳洞や、太さ2mm~5mmの細く曲がりくねったモヤシのような生成物であるヘリクタイトなどが有名です。

さらに、この鍾乳洞がある場所はかつて海であったので「ウミユリ」「フズリナ」などの化石が発見されています。

化石に興味がある方も楽しめますね。

飛騨大鍾乳洞の近くにある大橋コレクション館には、この鍾乳洞を発見した大橋外吉によるコレクションが展示されています。

そんな大橋コレクション館で2007年3月に展示されていた金塊が盗まれるという事件が起こりました。

この盗まれた金塊はおよそ100キロで、2億500万円相当の立派なものだったそうです。

この事件のおかげで有名になった大橋コレクション館は事件後、多くの観光客でにぎわう事になりました。

金塊が展示されていたブースに行くと、その金塊窃盗事件についての詳しい説明文などがおいてあるそうですよ。

32人もの子宝に恵まれた子守明神

岐阜県可児市にある子守神社は全国に数多くある子守神社の一つです。

創建年は不明ですが、平安時代以前に創建されたと考えれらる古社です。

可児市の子守神社では毎年3月28日に子守神社大祭が行われ、この日は安産や子授けを願う人で賑わうそうです。子守神社の御祭神は水分神で水の分配を司る神様です。

水神、「みくまり」が訛り、「みこもり(御子守)」と言われるようになり、子守の神様としても知られるようになりました。

こちらの子守神社は和泉源内兵衛重義が子守明神になったという言い伝えもあるようです。

武士をやめた和泉源内兵衛重義は夫婦で暮らしていましたが、ある日「子供の神となるべし」というお告げがあり、夫婦で岐阜県可児市に移りました。

その後32年の間に32人もの子宝に恵まれ、1234年3月28日、重義はこの地で子守明神となったと伝えられています。

また、境内には「子授け石」という霊石があり、これを跨ぐと子宝に恵まれると言われているそうです。

想いのこもった子宝の湯

岐阜県郡上市美並町大原には子宝の湯を呼ばれる温泉があります。

無色透明のアルカリ性単純温泉が気持ちの良い温泉です。

岐阜県、そう、日本の真ん中にあります。

長良川鉄道のみなみ子宝温泉駅という駅に併設されていて、全国的にも珍しい温泉です。

温泉施設の玄関付近には、列車の到着時刻を知らせる表示がされているなど、とてもユニーク。

駅からのアクセスが抜群でうれしいですね。

子宝を願う夫婦だけでなく、温泉ファンや列車ファンにも人気の温泉なのです。

昔から子どもを授けてくれると名高い、勝原子安神社の近くの湧き出た温泉という事で子宝の湯と名付けられました。

また、この神社がある場所が、日本の人口の重心地とされる場所なので、日本の中心地であるこの場所からたくさんの人が子宝に恵まれますようにという願いも込めて、この温泉は作られました。

とても縁起の良い温泉ですので一度訪れてみてはいかがでしょうか。

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