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男性の妊活において重要なテーマ
のひとつは、ED(勃起障害)の防止です。
男性の妊活として、亜鉛の摂取を勧められることがあります。
しかし、いくら亜鉛をはじめとする精子の量を増やす栄養素を摂取しても、EDでは無意味になってしまいます。
どのようにすればEDを防止することができるのでしょうか。
ED防止法1・ストレスを解消する
仕事などでストレスを受けると、交感神経の働きが活発になり、毛細血管の血流が悪化します。
問題はストレスを恒常的に受けているようなケースで、男性器への血行が悪化している状態が続くことで勃起力が弱まってしまう可能性があるのです。
こうしたことにならないようにするために、妊活中は上手にストレスを解消させる必要があります。
オススメは適度な運動で、ストレス解消に役立つと同時に、心肺機能を高めて血流を良化してくれますので、相乗効果が望めるというわけです。
心因性EDの場合は1度うまくいけば改善するケースもありますので、バイアグラをはじめとする治療薬を処方してもらうのもいいかもしれませんね。
ED防止法2・生活習慣を改める
生活習慣が悪いと高血圧や糖尿病の原因になってしまいます。
高血圧は毛細血管に負担がかかることで傷ついてしまいますし、糖尿病の場合は糖分の多い血液によって血管が傷んでしまいます。
これによって男性器への血流が悪くなり、EDの原因になるのです。
自己免疫性疾患であるⅠ型糖尿病などのケースを除けば、高血圧や糖尿病は悪い生活習慣が原因となって引き起こされるものです。
最近では若年層での生活習慣病発症も珍しいことではなくなっていますので、ED防止のためには生活習慣を改めた方がいいでしょう。
ED防止法3・「飲む育毛剤」には注意
最近ではAGA(男性型脱毛症)による若ハゲも増加傾向にあるため「飲む育毛剤」であるフィナステリドを処方されている人もいるかもしれません。
問題はフィナステリドの副作用にEDがあることです。
若ハゲの悩みが深刻なのは理解できますが、妊活においてはEDの悩みの方が深刻です。
妊活を優先するのでしたら、フィナステリドの服用は問題ありなのです。
ちなみにフィナステリドは胎児に影響を与える可能性があるため、女性への投与が認められていない薬でもあります。
手で触れることすらダメなのですから、妊活中の男性はパートナーのためにも使用すべきではない薬だといっても過言ではないでしょう。
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