月経

あなたの生理周期は早い?短い?頻発月経かもしれません

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生理周期、適正ですか?

閉経前の健康な女性で卵巣や子宮の機能に問題がなく、女性ホルモンが正常に分泌されれば、通常25~35日間隔程度の周期で起こります。

しかし、生理周期は体調や精神状態にも左右されやすく、ちょっとしたことで数日早くなったり、反対に数日遅れることも。

生理周期が28日の人にとって26日で次の生理が来たら「生理が早く来た!」と感じますが25~35日周期の期間内なので正常な範囲内です。

その後の周期でもとに戻れば一時的なモノなので問題ありません。

しかし、生理周期が24日よりも早くなってしまったら?それは、正常な生理周期から外れているため、何周期も続くようであれば何らかの対処が必要になります。

生理周期が24日よりも短い場合に考えられることは?

 

いつもは正常範囲内だけど今回の周期が24日だった、という方はまず次の生理まで様子をみてみましょう。

短い周期が1度きりなのであればストレスや体調不良などによる一時的なものだと考えられます。

しかし、毎回場合には「頻発月経」が疑われます。

頻発月経ってなんでしょう。

 

この頻発月経、生理の周期が早い・短いだけでなく、生理の周期が安定しません。

卵子や子宮内膜が成熟しないために、不妊の原因になる場合も。

不正出血も起こしやすく、生理期間が長くなることもあります。

一般的な生理の期間は1週間ほどとされますが、10日以上続く場合も….「生理がちょっと長いなぁ」程度で終わらせず、気になる症状があれば病院に行きましょう。

頻発月経ってなぜ起こるの?

頻発月経が起こる原因としては2つ考えられます。

まず、ひとつめが卵巣機能の低下です。

卵巣の働きが低下し、本来あるべき排卵が起こらず排卵障害を生じます。

その影響で生理周期が短くなります。

このことによって「無排卵月経」を引き起こす場合もあります。

もうひとつ、ストレスやホルモンバランスの乱れから頻発月経を引き起こす場合もあります。

ホルモンのバランスが乱れていると卵胞が育つ期間が短くなり、結果として生理周期が短くなります。

ほかにも黄体機能不全の場合にも生理周期の後半である黄体期が短くなります。また更年期障害でも生理周期が短くなることがあります。

◎頻発月経の対処法は?

生理周期が24日以下であっても、ほぼ毎回日数が同じであれば体質的な問題かもしれません。

しかし、周期的に毎回変動があったり、不正出血が10日以上続くようであれば早めに病院に受診しにいきましょう。

対処として考えられるのは、低用量ピルなどの服用やホルモン剤による治療です。

頻発月経において問題なのは卵巣機能の低下です。これから妊娠を考えている人は、医師と相談してみてくださいね。

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