この記事の目次
初期検査に関するお金の話
(1) ホルモン検査
採血して妊娠や排卵に関するホルモンの分泌などを検査します。
排卵障害の原因や多嚢胞性卵巣症候群、高プラクチン血症などがわかります。
所要時間 3~4分
費用 約2000円~(検査項目によって異なる)
(2) 超音波検査
膣から挿入し、子宮の問題を調べます。
モニターに画像を映し出すことが出来るので子宮や卵巣の様子を確認出来ます。
子宮筋腫や卵巣嚢腫、卵胞の発育状態、子宮内膜の厚み、排卵日の予測や排卵の有無などがわかります。
所要時間 3~4分
費用 約2000円~(検査項目によって異なる)
(3)子宮鏡検査
膣から子宮内に内視鏡を入れ、子宮内の様子を確認します。
超音波検査で子宮の異常が疑われた場合にはポリープや筋腫の有無なども詳しく調べます。その場合、月経終了直後に行います。
子宮内膜ポリープや子宮粘膜下筋腫、子宮奇形などがわかります。
所要時間 5~6分
費用 約10000円~(検査項目によって異なる)
(4) 子宮卵管造影検査
膣から子宮の中に造影剤を流し込み、X線撮影をします。子宮の形状や卵管が通っているかなどを調べます。
卵管閉塞や癒着の有無、子宮の大きさや形状、子宮奇形などがわかります。
所要時間 5~10分
費用 約6000円~
(5) クラミジア検査
採血と内診の検査があり、感染経歴が無いか、現在感染しているかを調べます。クラミジアの炎症で卵管が詰まることもあり、不妊の原因になる場合もあります。
所要時間 1~2分
費用 約2000円~
(6) 腹腔鏡検査
必要に応じて受ける検査で、おなかに小さな孔をあけ、そこから特殊小型カメラ付きの内視鏡(腹腔鏡)を入れてお腹の中を詳しく観察する検査です。
卵管や卵巣の様子、卵管采の状態や癒着の有無、子宮筋腫の有無などがわかります。
所要時間 日帰り~入院
費用 約20万円
そのほかにもいろいろな検査があります。
月経周期に合わせた検査もあり、時期によって検査が違うので注意が必要です。
自治体によっては助成制度が適用されることもあるのでしっかりチェックしましょう。
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妊娠応援団編集長
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