妊活ライフ食事の話

妊娠中や授乳中だけでなく、妊活中もノンカフェイン生活を心掛けるべき5つの理由

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肌寒くなってきた今日このごろ。

朝食時やほっと一息つきたいとき、ついつい温かいコーヒーや紅茶に手が伸びてしまいがちです。

『妊娠中や授乳中はカフェイン摂らない方がいいって聞くし、今のうちに思う存分カフェイン入りの飲み物飲んでおこう♡』と思っていたら、なんと妊活中このノンカフェイン生活を送ったほうがいいとの情報が?!

その理由を調べてみました。

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そもそもカフェインとは?

カフェインとは、興奮作用を持つ精神刺激薬のひとつです。

カフェインの主作用として、

  • 覚醒作用
  • 集中力を高める
  • 血圧上昇
  • 血管の収縮
  • 利尿作用

などが挙げられます。

カフェインといえばコーヒー!と思いがちですが、実は日本茶のほうが大量に含まれている

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食事中にごくごくと大量に飲みやすい緑茶のほうが、カフェインの含有量は圧倒的に多いんです!

また、就寝前に一息!と飲みやすいココアにも微量ながら入っていますね。

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妊活中にカフェインの摂り過ぎがいけない理由

冷え

カフェインには強力な利尿作用があり、どんどん尿を排泄しようとします。排尿することにより体温も奪われるため、冷えにつながってしまいます。

ミネラルなどの栄養素が不足する

前述のとおり、カフェインによる強力な利尿作用は栄養素の排出も促してしまいます。

カフェインによって腎臓の末梢血管に強く圧がかかり、水分や栄養素を外へ出そうと働いてしまいます。

妊活中、特に排出されたくない栄養素として注意したいのがカルシウムと鉄。

カフェインによって吸収が阻害されたこれらの栄養素は、せっせと摂り続けても尿として排出されてしまします。

カルシウムが欠乏すると骨粗鬆症、鉄が欠乏すると鉄欠乏性貧血などのリスクが上がってしまいます。

不眠

カフェインは交感神経に作用し身体を興奮状態に保ちます。

寝る前に摂取すると。体が覚醒していまい、良質な睡眠をとることができなくなりがちです。

中毒性

カフェインは繰り返し摂取することにより、軽い精神的依存をうみだします。

また、カフェインのさまざまな作用は、繰り返し摂取することにより耐性ができ、効果を得るためにもっともっとと欲しやすくなりがちです。

大量に摂りすぎることによって心配なのがカフェイン中毒。

胃が痛くなったり頭痛、腹痛や吐き気がしたときは要注意です。

重症になるとパニックやけいれんを起こすこともあるようです。

糖分を摂り過ぎてしまいがち

コーヒーと洋菓子、緑茶と和菓子…など、カフェインを多く含む飲み物は甘いものとの相性が最高。

ついつい甘いものを食べ過ぎて糖質を摂取しすぎてしまいます。

体重増加はもちろん、高血糖、糖尿病のリスクが上がります。

 

絶対にカフェインはとっちゃダメ?

カフェインを摂りすぎることによってさまざまな弊害がありますが、カフェインを我慢しすぎてイライラしたり不調になっては本末転倒!

1日1杯におさえる、コーヒーであればミルクと割って薄める、食後1~2時間の摂取は避けて栄養素の吸収を阻害しないようにする、就寝前の摂取は避ける、ノンカフェインドリンク(デカフェ)に置き換える…など臨機応変に対応して、体に優しいドリンクライフを楽しんでくださいね!

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